早めの行動と役割分担がカギ!「保活」いつから始める?進め方は?【専門家監修&体験談】
最新の保活動向について
コロナ禍によって加速されたライフスタイルの変化や出生数の減少などにより、ここ数年は都心部を含む多くの自治体で保育園に入りやすくなってきています。共働き世帯であればどこかしらの園には入れるといった自治体も珍しくなくなってきましたが、「絶対にこの園に入りたい」という希望園が限定されている場合は、やはり計画的な保活をおすすめします。 また、2024年4月から「こども誰でも通園制度(仮称)」が全国150自治体程度で試行的に導入される見込みです。これは、保護者が就労していなくても、0歳6か月から3歳未満のお子さまは誰でも保育園に通える制度です。2026年には全国での本格実施が検討されています。 現在は一部自治体での試行的な実施で、利用時間も「こども一人あたり月10時間まで」と制限がありますが、気になるかたはお住いの自治体が対象かどうか確認してみましょう。 参考1:こども誰でも通園制度(仮称)の本格実施を見据えた試行的事業実施の在り方に関する検討会|こども家庭庁 参考2:実施自治体一覧 令和6年1月17日時点
まとめ & 実践 TIPS
先輩保護者の保活体験談はリアルな情報の宝庫。赤ちゃんのお世話をしながらの保活は、大変なことも多いですが、今回ご紹介した内容を参考に、希望する園への入園につなげてください。お子さまがお友達と楽しく過ごせるすてきな園とのご縁を願っております。 (出典) ※1 保活についてのアンケート 調査地域:全国 調査対象:未就学児・小学校低学年のお子さまをお持ちの保護者のかた 調査期間:2023年12月8日~12月29日 調査手法:WEBアンケートによるベネッセ調べ 有効回答数:17名
プロフィール 山下真実 株式会社ここるく代表・保活アドバイザー 京都府出身。2児の母。自らの子育てをきっかけに、金融コンサルタントのキャリアから一転、2013年に本邦初の子育て支援サービス「託児付きランチのここるく」を創業。2019年恵比寿に「0歳からのモンテッソーリ教育~はじめの親子教室」をオープン。2023年『保育園一年生~はじめての親と子のためのお助けBOOK』(サンマーク出版)を共同監修。100人100通りの子育てのお悩みへのロジカルで愛ある解決策に定評があります。