早めの行動と役割分担がカギ!「保活」いつから始める?進め方は?【専門家監修&体験談】
こんなはずじゃ……保活の思わぬ壁や反省点
セオリーどおりに保活を進めていても、予想外の事態に見舞われることも。先輩保護者の失敗体験や「もっとこうすればよかった」との反省点を聞きました。 【0歳児以外は空きが出づらい!?】 ・一人目の育休中に二人目を産み、3歳と1歳で保育園に入れました。正規雇用の共働きなので、普通に入れるだろうと思っていたのですが、1歳児はともかく、3歳児の枠が空いていないところが多いことが判明! 1歳児クラスから5歳児までずっと同じ定員の保育園が多く、誰かが辞めないと入ることは不可能な状態。かなり焦りましたが、結果公立の2名しか空いていない3歳児クラスの枠に無事に入ることができました。私立園は二つとも在園児でいっぱいで、入ることはムリでした。(小学1年生/3年生・東京都) ・上の子も、下の子も1歳児の4月から保育園に入所しました。0歳児からではなかったので、覚悟はしていましたが認可は全滅。認定保育園に入り、ポイントをためて認可保育園に移りました。(小学2/中学1年生・神奈川県) 【もっと早くから見学に行けばよかった】 ・3か月過ぎたころから、早めにと思い見学に行き始めました。子どもが生まれてからでないと想像できないかな? と思ってましたが、結局親目線でよいか判断するだけなので、正直妊娠中に行っておけばよかったと思います。地域によりますが、4月からの利用で10月には申し込み予約しないといけなかったので、思ったより余裕はありません。(年少未満・大阪府) 【求職中の保活で苦労】 ・引っ越したあとに、保育園を探しに行ったら市役所で「働いていないなら入れないと思うよ。仕事があっても入れない人がいるし、その人たち優先だから」と言われました。職を探しに行くと「働いてる間お子さんはどうしますか? 保育園が決まってから申し込んでください」と言われました。(年少/小学1年生・東京都) 育休明けに復帰する世帯が集中する1歳児クラスや小規模園等からの転園希望者が増える3歳児クラスは空きが出づらかったり、求職中ではよりいっそう保活が厳しくなったり……。保活を進めてからこそ気付く壁に対応するためにも、早めの動き出しが肝心なのかもしれません。