米、半導体大手マイクロンへの補助金62億ドルを最終決定
(デートラインを追加して再送します) David Shepardson [ワシントン 10日 ロイター] - 米商務省は10日、半導体大手マイクロン・テクノロジーへの61億6500万ドルの補助金給付を最終決定したと発表した。 2022年成立の半導体補助金法に基づくもので、東部ニューヨーク州で約1000億ドル、西部アイダホ州で250億ドルを投じるマイクロンの長期計画を支援する。同法に基づく補助金としては最大級となる。 補助金額は今年4月の発表と同じで、46億ドルはニューヨーク州、15億ドルはアイダホ州の設備に充てられる。マイクロンはニューヨーク州中部に1400エーカー(約567万平方メートル)に及ぶDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)製造拠点を設ける計画だ。 同省によれば、マイクロンの投資によって約2万人の雇用が生まれ、高度メモリー半導体製造に占める米国のシェアは、現状の2%未満から35年までに約10%に拡大する見通し。 商務省はこれとは別に、東部バージニア州のマイクロンの工場の拡張・刷新に最大2億7500万ドルの補助金を給付することで暫定合意したと発表した。 *デートラインを追加して再送します。