日本人選手育成だけでなく、タイからの強豪も招聘してきたウィラサクレック会長（左）

　JAPAN KICKBOXING INNOVATION（以下イノベーション）は、ムエタイジムの老舗名門であるウィラサクレック・フェアテックスジムが2024年11月より新加盟したことを発表した。 【写真】12月大会にマサ佐藤（左）が参戦し、切詰大貴とスーパーライト級王座決定戦を争う 　WSRフェアテックスジムは、1997年より在日タイ人選手だったうウィラサクレック・ウォンパサー会長が開設し、荒川から三ノ輪、幕張と拡張し、今年はバンコクに逆輸入進出も果たした国内最大手ムエタイジム。さらには『M-1ムエタイチャレンジ（M-1MC）』などプロ興行・アマ大会を数多主催。また、ゲーオ、ゴンナパー、ワンロップなどをタイから招聘し多くの日本人キラーをK-1など他団体に送り込んだ。 　早速、12月8日（日）東京・品川インターシティホールで開催される『RESISTANCE-18』のメインで、同ジム所属のマサ佐藤がタイトルマッチに臨むことも決定した。 　イノベーションの成田善一理事長は「この度は、在日ムエタイジムの老舗、ウィラサクレックフェアテックスジムが当がイノベーションに加盟されましたことを皆様に報告させていただきいます。この名門ジムの加盟は、ヒジ打ち、首相撲ありの純然たるキックボクシングの発展、普及を目指す当方にとって非常に良い刺激となります。数々の名王者を生み出してきた新加盟ジムに負けじと共に選手育成により一層力を入れて励みたいと思います。また、JAPAN KICKBOXING INNOVATIONでは今後も全国に広く加盟ジムを募集しております。ご興味のあられるジム関係者は、お気軽に事務局までお問い合わせください」とコメント。 　ウィラサクレック会長は「我々、ウィラサクレックフェアテックスジムは、これよりJAPAN KICKBOXIKG INNOVATIONに加盟させていただくこととなりました。まずは、うちに所属するマサ佐藤がINNOVATIONタイトルに挑戦させていただくこととなり、早速の大チャンスに意欲を燃やしております！ これまでWSRグループは、選手育成をしつつ、M-1ムエタイチャレンジなどプロとアマのムエタイ興行大会を運営してまいりました。INNOVATIONは、肘打ちあり等のルールと自由闊達な運営方針が素晴らしく、志を同じく共に業界発展に寄与できるものと楽しみにしております。今後のWSRファイターの活躍にますますご期待くださいますようお願い申し上げます」と、意気込みを語っている。