ド軍ラックス放出でキム・ヘソンのレギュラー当確? 韓国メディア「最大のライバルが消えた」
ドジャースがギャビン・ラックス内野手(27)をトレードでレッズに放出したと6日(日本時間7日)にMLB公式サイトに報じられたが、これを受けて韓国メディアが〝お祭り騒ぎ〟となっている。 韓国キウムからキム・ヘソン内野手(金慧成=25)が3日(同4日)にドジャースと3年総額1250万ドル(約19億6500万円)で契約。しかし、二遊間を守れるキム・ヘソンは、昨季主に二塁を守ったラックスを含め遊撃に転向するムーキー・ベッツ、ミゲル・ロハス、トミー・エドマン、クリス・テイラーら飽和状態となっていた。 そのため、キム・ヘソンは「スーパーユーティリティー」としてバックアップ要員になる可能性が指摘されていた最中、今回のラックス放出の報道を受け、母国メディアが色めき立った。 韓国メディア「スポーツ東亜」は「キム・ヘソンはユーティリティではなくレギュラーが当確。ラックスがトレードで移籍」と題して「(ドジャースは)ラックスのトレードはないと断言していたが、3日で立場が変わった。キム・ヘソンには最大のライバルが消えたということだ」と伝えた。 韓国メディア「OSEN」は「キム・ヘソン メジャー412試合出場のライバルを押し出した」と見出しを付けて「誰が〝ドジャースマン〟のキム・ヘソンをバックアップと言ったのか」とし、ラックスのトレード放出について「彼の立場が突然崩れた理由は〝マルチ内野手〟キム・ヘソンが新たに加入したためだ」と報じた。 また「スポーツ朝鮮」も「キム・ヘソンのレギュラー争いに青信号がともった」「キム・ヘソンの主なポジションである二塁手・ラックスがトレードされたのはキム・ヘソンにとってうれしいニュース。レギュラーが保証されるわけではないが、安心してスプリングキャンプに入れることは確実だ。たとえレギュラーの座を逃したとしても、まずはバックアップとしてでもメジャーのベンチ入りする可能性が高くなった」と前向きに報じている。
東スポWEB