内田篤人氏と松井大輔氏が今季、印象に残った欧州日本人選手とは!?「コツコツやるって大事なんだなと」 | 内田篤人のFOOTBALL TIME
【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #184』では、MCの内田篤人氏と松井大輔氏をゲストに迎え、2023-24シーズンに欧州各国で活躍した日本人選手の活躍を振り返った。 ●【動画】リーグアンベスト11選出!|南野拓実(モナコ)今季プレイバック
2023-24シーズンは、欧州各国で日本人プレイヤーが躍動するシーズンとなった。その中でも最も印象に残った日本人選手として内田篤人氏が名前を挙げたのはモナコのMF南野拓実だ。 モナコでの2シーズン目を迎えた今季は、18試合に出場して1得点にとどまった昨季から一転、リーグ戦30試合に出場し、9ゴール6アシストを記録。リーグ・アンを2位で終え、来季は2018-19シーズン以来となるUEFAチャンピオンズリーグの出場権獲得にも貢献した。またファンが選ぶベストイレブンにはモナコから唯一選ばれ、再脚光を浴びるシーズンを過ごした。 内田氏は、完全復活を遂げた南野の活躍ぶりに「1年目はやっぱり難しかったじゃないですか。ここで継続する力ですよね。環境が変わっても、リヴァプールから出ても、コツコツやる選手って大事なんだなと。代表でもいいプレーをしていたので流石だなと」と感心し、続けて「彼はシュッとしているイメージはあるけど、根性があるので、逆境にも耐えられるのはいいですね」と精神面のタフさを讃えた。 一方で松井大輔氏が名前を挙げたのは、スタッド・ランスのFW中村敬斗とスポルティングCPのMF守田英正だ。 中村は今季よりスタッド・ランスに移籍し、欧州5大リーグに初挑戦。リーグ戦では25試合に出場し、4得点と上々のシーズンを過ごした。フランスでドリブラーとして存在感を高めている23歳を「しっかりと結果を残していますし、サイドアタッカーとして4点というのは数字としてもいいと思う」と高評価。続けて「まだ若いので吸収できるところもあるし、プラスになれるところはある」と来季以降の活躍にも期待を寄せた。 またポルトガルリーグで3シーズンぶりのリーグ制覇に貢献した守田は、主力としてリーグ戦29試合で2ゴール4アシストの活躍。その活躍を踏まえ、「イングランドだったり、違うチームに行ってもらいたいというのもある」と更なるステップアップも熱望している。 多くの日本人選手たちの活躍を受け、オフシーズンの動向にも注目が集まる中、来季も欧州を舞台に様々な日本人選手たちの活躍に期待が高まっている。