『龍が如く8外伝 パイレーツ イン ハワイ』キャストインタビュー。まだ明かされていなサプライズも多数? ゲームボリュームは『龍が如く7外伝』よりもかなり大きなものに
2024年9月20日、セガは“龍が如くスタジオ”の最新情報を発表する番組“RGG SUMMIT 2024”(以下、RGGサミット)を放送。その放送にて、『龍が如く』シリーズ最新作である『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』(パイレーツ イン ハワイ。以下、龍が如く8外伝)が発表された。 【記事の画像(16枚)を見る】 本作はシリーズ屈指の人気キャラクターである元極道・真島吾朗を主人公に、その真島がなんとハワイを舞台に“海賊”となるストーリー。発売日は2025年2月28日発売予定で、機種はプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PCとなっている。 RGGサミットではその驚きのゲーム概要とともに、真島吾朗を演じる宇垣秀成さんを筆頭とした豪華なキャスト陣も話題となった。具体的な発表内容や番組内容は上記の記事や動画を見ていただき、ここではそんなキャスト陣に対して番組終了後に行われた合同インタビューから、それぞれのコメントをお届けする。 RGGサミット後の7人のキャスト&横山昌義氏のコメント 宇垣秀成さん(真島吾朗役) いよいよゲームの情報が発表されましたが、じつはほかにも要素が盛りだくさんで、まだまだ言いたい情報がいっぱいあるんですよ。僕はいろいろなことをベラベラしゃべっちゃう性分なんですが、言うなと言われているので、まだ全然スッキリしていないですね(笑)。 宇垣秀成さん 記憶を失い、絶海の孤島に漂着した元極道、真島吾朗 ファーストサマーウイカさん(ノア・リッチ役) こんな素敵な船に乗せていただいて、大きな船出を迎えられてうれしいです。早くゲームをやりたくてウズウズしています。世界中の皆さんも同じ気持ちだと思うので、プレイできるその日を、楽しみに待っていただければと思います。 『龍が如く』シリーズのファンとして今回の発表会で驚いたことはいろいろありますが、秋山さんの実写のパートって……あれ実際にゲームで遊ぶんですよね。いまだに言っている意味がわからなくて(笑)。 ゲームの詳しい部分については、まだ今日の会見ではジャンプできること以外わかったことが少ないですから、「これは実際にプレイしてからの驚きが大きいんだろうな」と、映像を見て思いました。私は大東さんと違ってゲームをまだプレイしていないので、ホント、あとで内容を教えてもらいたいと思うくらい興奮が止まらないです。 ファーストサマーウイカさん リッチ島の少年、ノア・リッチ(RGGサミットより) 青木崇高さん(志垣輝彦役) 普段から映像作品に参加していますが、ゲームを一緒になって作らせていただくという感覚はいままでになく、とても新鮮でしたし、興奮しました。 青木崇高さん 元東城会直系志垣組組長、志垣輝彦(RGGサミットより) 秋山竜次(ロバート)さん(マサル・フジタ役) しばらくゲームをやっていなかったので、またここから急にゲームをやろうと思っています! なにせ、こんなヤツ(自分)が出てくるんですから。作る過程も見させていただいてすごかったですし、実際にプレイしたくなりました。ゲームではハワイの街並みを歩いてみたいですね。ハワイは親戚の結婚式で小学1年生のときに行っただけなので(笑)。 ミナト区系女子の実写収録では、本当に何役もやりました。ちなみに中にはおもしろい収録現場もあり、トイレに行って用を足そうとしたら、目の前に水槽があってクマノミがいるんですよ。すごくないですか。 あと収録では、キレイな女性が本当にたくさんいて……。恋愛リアリティショーではないですが、あんなテイストの現場だと、ついモテていると勘違いしちゃうような興奮がありますね。 秋山竜次(ロバート)さん 海の料理人兼用心棒、マサル・フジタ(RGGサミットより) 谷田歩さん(ロドリゲス役) 「すごいクオリティのゲームになっているな」と思います。僕の収録自体は早い段階だったのですが、まさかこんなすごい出来になっているなんて、……自分でもプレイするのが楽しみです。 谷田歩さん 教団パレカナの信徒、ロドリゲス(RGGサミットより) 大東駿介さん(モーティマー役) 僕がこの中で唯一、ゲームを少しだけプレイした人になりますね。『龍が如く』シリーズは毎回毎回新しいサプライズがあるのですが……さっき横山さんに真顔で「絶対に言わないで」と言われているので、言えません(苦笑)。とにかく新しい、見たことがない『龍が如く』の世界がこれから発表されると思うので、楽しみにしてもらいたいと思います。ちなみに秋山さんの実写パートがあるとは知りませんでした(笑)。 そんな中で強いて言えるとしたら……『龍が如く』って、街並みのリアリティが魅力のひとつじゃないですか。その意味で今回の『龍が如く8外伝』は、まったく見たことがない景色を遊べるというのもおもしろさのひとつかと思います。とくにエリアとしては、船の墓場であるマッドランティスがおもしろかったですね。そんな外伝ならではのステージを楽しみにしてもらえればと思います。 大東駿介さん モーティマー海賊団団長、モーティマー(RGGサミットより) 松田賢二さん(ジェイソン・リッチ役) まさかの『龍が如く』シリーズにご縁ができて、大役をやらせていただいて、ここに立てたことを誇りに思っています。台本が分厚くて驚きましたが、幸せでした。 松田賢二さん リッチ島の酒場を営むノアの父親、ジェイソン・リッチ 横山昌義氏(“龍が如くスタジオ”代表) ゲームって制作期間が長いので、黙っていなければいけない時間が長いんです。ですからこういった場で発表できるとスッキリするのですが、今回はとくにスッキリしています。 なお本作のボリュームについてですが、『龍が如く7外伝 名を消した男』(以下、龍が如く7外伝)と比較すると、ストーリーについては1.3~1.5倍でしょうか。舞台となる街自体は我々も正確な面積を把握していなくて……。『龍が如く8』に登場したホノルルシティはもちろんありますし、ほかにもマッドランティスなどいろいろなステージがありますので、ゲームボリュームとしては『龍が如く7外伝』のときよりかなり大きくなっていると思います。外伝=コンパクトな作品という概念が、僕らからもちょっとずつ消えているような気がします。 あと、秋山さんの収録はおもしろかったですね。カメラがまわっているあいだ、ずっと演じ続けているんですよ。むしろカメラがまわってなくても続けられていて、「カット」と言えないんです(笑)。最終的に実際のゲームに使われてるのは、撮影した映像全体の10分の1くらいだと思います。可能なら使わなかった映像も、発売から1年後とかに公開したいですね。 ちなみにミナト区系女子たちは実写だけでなく、ゲーム中にCGとしても登場します。そこで真島とコミュニケーションがあったうえで、「ミナト区系女子たちと飲みたい」というマサルのために真島が彼女たちを連れて行くわけです。困った人なんです、マサルさんは(笑)。 横山昌義氏