16年の歴史に幕 「フィアット500」の日本での販売が終了へ
人気の欧州コンパクトがまた一台……
ステランティス ジャパンは2024年5月22日、コンパクトカー「フィアット500」および同車のオープントップモデルである「500C」の国内販売を終了すると発表した。 【写真】今後の主役はEVに!? 電気で走る「フィアット500e」の詳しい姿を見る(80枚) 現行のフィアット500は、2007年に欧州でデビューしたAセグメントのコンパクトモデルである。日本導入は2008年のことで、往年の2代目500“ヌオーバ チンクエチェント”をモチーフにしたデザインなどで人気を博し、これまでに約13万台が販売されたという。 今回発表された日本販売終了は、ステランティス グループが掲げる電動化戦略の推進に伴うもので、2024年5月をもって日本向け仕様の生産を終了。以降はフィアット正規ディーラーでの取り扱い在庫のみが販売されることとなる。 なおステランティス ジャパンでは、500のファンへの感謝を込めたキャンペーンの実施を予定。詳細は追って公式ウェブサイトやSNSなどで発信するとしている。 (webCG)
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