「教員」を目指している高校生の娘。「民間企業」の年収と比べてどのくらい差があるのでしょうか?
教員の給与はどう決まる?
地方公務員の給与は、職種別の給料表を基に決定します。給料表は、職務の「級」と、経験年数などが考慮され級を細分化した「号給」によって、給料月額が決められています。級や号給が上がることで、給料が上がる仕組みです。 なお、地方公務員の教員には時間外手当が付きません。その代わりに、校長・教頭以外の教員には「教職調整額」と呼ばれる手当が、令和6年現在は給料月額の4%支給されています。
教員の年収は民間企業よりも高い傾向にある
地方公務員の教員の年収は、小学校・中学校・高校でおよそ650万円~870万円程度となっており、民間企業の年収よりも高い傾向にあります。 ただし、教員を目指す際は働き方も考えることが重要です。教員の仕事はやりがいもある分、業務量も多く勤務時間も長くなりやすいとされています。教員志望の方は、年収だけではなく仕事内容なども考慮したうえで検討してみてください。 出典 総務省 令和4年地方公務員給与の実態令和4年4月1日地方公務員給与実態調査結果 第5表 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告- 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部