【見落としがちな“サンダル焼け”】を防ぐには?おすすめUVケアアイテムもご紹介!
特に日差しが強い今年。毎日欠かさずに日焼け止めを塗っている人も多いと思います、見落としがちなパーツもあります。その一つが、足の甲にサンダルの紐のあとがくっきり目立ってしまう「サンダル焼け」。そこで今回は皮膚科医・の友利新先生に、「サンダル焼け」の対策についてお伺いしました。 〈画像で見る〉サンダル焼け対策にピッタリ!「おすすめ日焼け止め」全部見せ
Q.サンダル焼けを防ぎたい! 気をつけるべきことは?
□ サンダルをはく日は、かならず日焼け止めを塗る習慣をつける □ 塗り直しをする □ ビーチなどではアウトドア対応の日焼け止めを塗る 友利先生 紫外線対策への意識が高くなっている今、「顔は日焼け止めをしっかり塗っている」という人は多いように感じます。一方で、足の甲はまだ塗る習慣がない、よく塗り忘れるという声を耳にします。ですが、足の甲は全面的に紫外線が当たりやすいですし、アスファルトの照り返しの影響もあり、日焼けしやすいパーツです。サンダル焼けを避けたいと思うなら日焼け止めをしっかり塗るようにしましょう。日焼け止め効果を持続させるためには、2~3時間ごとに塗り直すのが理想的です。ビーチなど強い紫外線を長時間浴びるような環境に行くときには、足の甲にも紫外線カット効果が高く、耐水性もあるようなハイスペックのアウトドアにも対応した日焼け止めを選ぶということも大切です。
Q.日焼け止めを塗ってもサンダル焼けをしてしまうのは、なぜ?
□ 使用量が足りていない可能性大 □ サンダルの紐で擦れて日焼け止めが落ちている 友利先生 理由として考えられるのが、日焼け止めの量が足りていない可能性。日焼け止めのUVカット効果をあらわすSPFやPAという数値は、量を守ってこそ効果を発揮します。顔の場合、塗る日焼け止めの量は一般的に約0.8gといわれ、質感や製品によっても異なりますが乳液状のもので500円玉サイズが必要です。けれど、化粧品会社などが行った顔に塗る日焼け止めの使用量の調査では、多くの方が足りていないという結果が……。一番気を使っている顔でも日焼け止めが足りていないという実情からすると、チャチャッと塗っているだけの足の甲の日焼け止めの量は足りていないのかもしれません。個人差はありますが足の甲は両足なら顔より量が必要だと思います。今一度塗る量を意識してみましょう。 また、サンダルの紐と足の甲が擦れることで、日焼け止めがはがれている場合も。サンダル焼け対策には、擦れに強いタイプの日焼け止めを取り入れるというのも手!
Q.サンダルの紐がヌルヌル感じるのがイヤで日焼け止めを避けがち。いい方法はある?
□ スプレータイプなど、ライトな質感を使うのもアリ 友利先生 日焼け止めのテクスチャーを変えれば、ヌルつきは回避できるかも! 一度、スプレータイプの日焼け止めを塗ってみては? 塗り直し&塗り忘れたとき用につねにスプレータイプをバッグインしておくというのもおすすめです。 取材・文/金子優子 Edited by 宮ノ原 幸佑
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