岡山DF本山遥が“古巣”神戸へ完全移籍「このユニフォームを着て活躍することはずっと僕の夢でした」
ヴィッセル神戸は5日、ファジアーノ岡山よりDF本山遥(25)が完全移籍で加入することが決まったと発表した。 【写真】なでしこDF北川ひかるが母と韓国旅行「とてつもなく美人」「モデル?」「アップ、めちゃカワ」 兵庫県西宮市出身の本山は神戸U-15、神戸U-18を経て、関西学院大に進学。岡山でキャリアをスタートさせ、昨季はJ2リーグ25試合、昇格プレーオフ2試合に出場し、J1昇格に貢献した。 本山は古巣復帰に際し、クラブを通じて「7年ぶりに神戸に戻ってきました。トップに上がれず、大卒でも戻れませんでしたが、このユニフォームを着て活躍することはずっと僕の夢でした。 今から今シーズンが楽しみで仕方ありません。自分の持てる力を全てぶつけて、神戸の全てのタイトル獲得に貢献できるように頑張ります」と意気込みを語った。 また、岡山を通じては次のように感謝を伝えている。 「クラブ史上初のJ1昇格を決めたこのタイミングでの移籍ということで、様々なご意見があると思います。この決断に至るまで、非常に悩みました。 僕はこのクラブでプロになり、このクラブとともに成長してきました。この3年間、数えきれないほどの貴重な経験をしてきました。決して順風満帆ではなく、出られない時期も勝てない時期も経験しました。苦しい時の方が多かったような気もします。ですが、1年目から多くの選手たちの背中からたくさんのことを学び、徐々にファジアーノらしさというものを理解することができました。 どんな時も本当に全力で自分とチームに向き合う。言葉にするのは簡単だけれども、実際に継続することの難しさは誰もがわかると思います。ファジアーノ岡山のサポーターも苦しい時こそ、ともに戦い、苦しい時に背中を強く押してくれる存在でした。苦しい時にどう振る舞うか、その点において、ファジアーノ岡山は日本最高だと思っています。僕はそんなクラブが、チームが、大好きでした 2025シーズンもこの素晴らしいクラブでともにJ1で戦うことも考えましたが、乗るべき列車は一度しか通らない、そう思い、この移籍を決めました。この決断が正解かどうかは、自分のこれから次第だと思います。必ず、正解にしてみせます。 このタイミングでチームを去る僕のことを応援することは難しいと思いますが、僕にとってファジアーノ岡山は特別なクラブです。僕はこの先どこでプレーしようともファジアーノらしさを忘れず、子どもたちに夢を与えられる選手であり続けようと思います。 最後に、木山監督をはじめ、クラブスタッフの方々、選手のみんな、スポンサーの皆さま、ファン・サポーターの皆さま、そして、僕をプロにしてくれた強化部(スカウト)の中島健太さん、本当に全ての方々のおかげで今の自分があります。今後も、少しだけでも僕のことを気にかけていただけたら嬉しいです。3年間、本当にありがとうございました」 以下、クラブ発表プロフィール ●DF本山遥 (もとやま・はるか) ■生年月日 1999年6月5日(25歳) ■身長/体重 171cm/72kg ■出場歴 J2リーグ:97試合3得点 J1リーグ昇格PO:2試合2得点 リーグ杯:2試合 天皇杯:2試合 ■経歴 西宮SS-神戸U-15-神戸U-18-関西学院大-岡山