【富士Ｓ・厩舎直送】アルナシーム重賞連勝へ「元気がありあまっている」ひと皮むけた今なら左回り克服も可能
［ＧⅡ富士ステークス＝２０２４年１０月１９日（土曜）３歳上、東京競馬場・芝１６００メートル］ 前走のＧⅢ中京記念で念願の重賞初制覇を果たしたアルナシーム（牡５・橋口）が重賞連勝を狙う。全休日の１５日は、洗い場で涼しい表情を見せていた。 「戻ってきた時の感じは特に変わりないですけど、久しぶりの長期休みだったので体も大きくなって気持ちもリフレッシュして、元気がありあまっている」 担当の五十嵐助手が目を細める。３走前からコンビを組んでいる横山典と相談しながら調整を重ね、前走はその成果が見事に実った勝利だった。「馬のオンオフがかなりしっかりしてきた」と好気配をアピールする。 一皮むけた今ならば、苦手とされていた距離短縮や左回りも克服可能だ。「条件的には厳しいとは思いますけど、その分馬は良くなってきています」（同助手）と、さらなる飛躍を期待して愛馬を送り出す。
東スポ競馬編集部
