木村柾哉、ダンス講師の過去から映画初出演・初主演 芸能界に輪が広がりINI主題歌に「嬉しい」
――メンバーの中で「この人がライバルだったら手強いな」と思うのは誰でしょうか? え~!? でも(後藤)威尊は、僕のことを「師匠」と言うまで慕ってくれていて。僕からしたら、おこがましいというか、「そんなことないよ」という感じなんですが、「そんなに慕ってくれているのなら、僕も負けないようにしないと」という気持ちにさせてくれるので、ある意味「ライバルとして頑張らないと」という気持ちになっちゃうかもしれません。 ■JO1やなにわ男子、芸能界の輪の広がりも ――今作は友情もまたテーマになっていると思うんですが、実際に人生の中で「友情って大切だな」と感じたこと、印象に残っているできごとはありますか? やっぱり、メンバーが気にかけてくれると嬉しくなって「友情だな」と思いますし、特にステージの上では「この空間を作り出せるのはこの11人なんだ」と強く思うことがあって。そういう瞬間はメンバー愛とはまた違う、友情に近いものを感じます。助けてもらった分、助けたいし、助け合っていきたいと思います。 他にも、JO1の河野純喜くん、川尻蓮くん、與那城奨くんとか、すごく良くしてくれて。純喜は同い年でラフに接することができますし、そのみんなのおかげで出会えた、なにわ男子の大橋和也くんはたくさん連絡とかもしてくれて、自分の悩みも言いやすい関係性なので、友情が深い気がします。和也の話を聞いて、自分がちっぽけだったなと思うこともありますし、すごくありがたい存在です。
――輪も広がっているんですね。今後は俳優としてより進んでいきたいという思いはあるんですか? 元々興味はあったんですけど、今回、初映画、初主演としてがっつりやらせていただいて、第1歩を踏み出せたような気がしています。 これから第2歩、第3歩も踏み込んでいきたいですし、今後もいろんな作品に出会えたら幸せだなと、強く思います。 ――例えば憧れの俳優さんはどなたでしょうか? 田中圭さんは、本当にいろんな役をやられていますし、出演されている作品も大好きで、演技もすごく好きなので、リスペクトしています。1度、INIとして田中圭さんがMCを務められている番組に出させていただいたんですけど、この気持ちは伝えられなかったので、もしいつか、役者としてお会いできる日があれば、自分の口から伝えたいです。 ■木村柾哉(INI) 1997年10月10日生まれ、愛知県出身。2021年にPRODUCE 101 JAPAN SEASON2に参加しINIとしてデビュー。俳優としてはドラマ『君の花になる』(22年)に出演。今作が映画初出演・初主演となる。
佐々木なつみ