このアニオリに呪術ファンは狂喜!原作では描かれなかった七海建人の黒閃4連発が大スクリーンで初映像化された「劇場版 呪術廻戦 0」
“黒閃連続発生記録保持者”として知られる七海建人(CV:津田健次郎)。「呪術廻戦」本編ではその事実を“過去のこと”として本人が語るのみだったが、「劇場版 呪術廻戦 0」では実際に七海が1級呪霊数体を相手に黒閃を4連続で叩き込むシーンがある。原作では七海の活躍は描かれていないこともあり、このアニオリ描写に狂喜したファンも多かったはずだ。 【映像】黒閃4連発を決める七海(82分42秒ごろ~) 「黒閃」とは、打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間に空間が歪んで呪力が黒く光る現象のことで、つまりは完璧なタイミングで決まった会心の打撃のことを指す。その威力は平均で通常の打撃の2.5乗と驚異的で、黒閃を経験した者とそうでない者では、“呪力の核心”との距離に天と地ほどの差が生まれるという。 アニメ「呪術廻戦」第20話で虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)が黒閃を決めた際、黒閃の“連続発生記録保持者”として七海のインタビューシーンが挿入された。その中で七海は「黒閃を連続で出すのが凄いわけじゃない。2回以上出すなら連続、またはその日のうちでないと難しいでしょう」と解説するなど、黒閃の有識者のような扱いを受けている。 七海によれば、黒閃を決めた術師は一時的にアスリートでいうゾーンに入った状態になり、自分以外のすべてが自分中心に立ち回る“全能感”のようなものが感じられるそうだ。さらに七海は「私の記録ですか? ……4回。運が良かっただけですよ」と自身の連続記録を振り返っていた。 このシーンの“答え合わせ”のような場面が、「劇場版 呪術廻戦 0」に登場する。原作漫画では同エピソードに七海は登場していなかったが、公式ファンブックにおいて「京都での百鬼夜行に参加していた」との記述があり、劇場版アニメで初めてその活躍が描かれることとなった。 七海は、原作にはない京都での戦闘シーンに登場。黒い稲妻が迸るような黒閃4連発は圧巻そのものだ。大スクリーンでその迫力を目の当たりにしたファンにとっても、まさかのサプライズといえる演出だった。これにはSNSでも「黒閃四連発がすごい動いててカッコよかった」「ナナミン登場シーンが一番盛り上がった」「めっちゃクオリティ高い戦闘シーン」など喜びの声が続出。七海の活躍が見たいファンとっても絶対の作品といえそうだ。 2021年12月に公開された劇場版「呪術廻戦 0」は、シリーズ累計発行部数1億部を超える芥見下々氏の漫画「呪術廻戦」の前日譚にあたる「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」が原作。人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた「呪術廻戦」はTVアニメ第1期が2020年10月から放送され、2023年7月~12月に放送されたアニメ第2期では原作でも人気の高い「懐玉・玉折」と「渋谷事変」のエピソードが描かれた。続編となる「死滅回游」の制作もすでに決定している。 (C) 2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C)芥見下々/集英社
ABEMA TIMES編集部