「母親から通報しなくていいと言われた」父親の遺体を自宅に放置か 無職の51歳男を逮捕 同居の母親は認知症 大阪・河内長野市
大阪府河内長野市の住宅で同居する86歳の父親の遺体を遺棄していたとして、51歳の長男が逮捕されました。長男は「母親から『通報しなくていい』と言われた」と話しているということです。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、河内長野市に住む無職の男(51)です。 警察によりますと、男は同居する父親(86)の遺体を今月15日から25日にかけて自宅の和室で放置していた疑いが持たれています。 男は25日未明に「父が動かない。死後時間が経っているかもしれない」などと消防に通報し、布団の上で仰向けになった遺体が見つかったということです。父親の死因は病死とみられます。 男は父親と80代の認知症の母親との3人暮らしで、警察の調べに対して容疑を認めた上で「今月15日ごろは『母から通報しなくていい』と言われたので、しなかった。今回、母が『通報した方がいい』と言ったので通報した」などと話しているということです。
ABCテレビ