【陸上】パナソニック・堀優花が青梅マラソンで引退 アジア選手権1万m銀、17年世界クロカン代表「最後は笑顔でゴールできるよう頑張ります」
パナソニックは2月13日、17年世界クロカン日本代表、同年アジア選手権10000m銀メダリストの堀優花が、2月18日の青梅マラソン(10km)を最後に現役引退することを発表した。 【動画】堀優花が2位と好走した18年全日本実業団ハーフをチェック! 堀は岐阜県出身の27歳。高山・中山中ではジュニア五輪3000mで5位入賞を果たしたほか、全中1500m、全中駅伝、都道府県駅伝に出場するなど早くから全国的な活躍を見せた。愛知・豊川高に進学後は1年時から全国高校駅伝のメンバーに名を連ね、1年で準優勝、2年では全国制覇に貢献している。 16年にパナソニックに入社。翌17年から頭角を現し、2月の日本選手権クロカンで2位に入って、世界クロカンに出場を果たす。トラックでも日本選手権10000m5位入賞から、アジア選手権の代表に選ばれ、秋のクイーンズ駅伝でも3区区間賞と躍進の1年となった。 18年は全日本実業団ハーフで日本人トップの2位と好走したほか、日本選手権10000m3位、ジャカルタ・アジア大会10000m7位と活躍。クイーンズ駅伝は18年(5区)、19年(3区)と3年連続で区間賞に輝くなどチームにも貢献した。ただ、20年頃から故障などで調子が上がらず、21年のクイーンズ駅伝を最後にレースからは遠ざかっていた。 堀はラストランを前に「久しぶりにパナソニックのユニフォームを着て、試合の出場できること、たくさんの方に感謝の気持ちをでいっぱいです」と挨拶。「記録や順位を狙うのではなく、楽しく10kmを走りたいと思っています。最後は笑顔でゴールできるよう頑張ります!応援よろしくお願いします!!!」とメッセージを綴った。
月陸編集部