AirJapan、赤富士と青富士カップ 機内販売で石川・山中塗
新ブランド「AirJapan」を運航するANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のエアージャパン(AJX/NQ)は、石川県の山中塗で作られた「赤富士」と「青富士」のカップを12月から機内販売で扱っている。 【写真】AirJapanのシートと客室乗務員の制服 山中塗は石川県山中温泉で450年の歴史をもつ伝統工芸。今回のカップは守田漆器(石川・加賀市)が手掛け、富士山をモチーフに「日本らしさ」を表現している。素材は天然木、漆塗りで価格は各7000円。機内販売のため免税価格となる。 AirJapan便は、FSC(フルサービス航空会社)の全日本空輸(ANA/NH)、LCC(低コスト航空会社)のピーチ・アビエーション(APJ/MM)に続くANAグループ第3のブランドで、ANA便のリゾート路線などを手掛けるエアージャパン社の自社ブランド。主にインバウンド(訪日客)をターゲットに、今年2月から運航を始めた。
Tadayuki YOSHIKAWA