ついにXXIOファンも親から子へ 世代を超えた “ゼクジョ会”潜入ルポ
はてさて、ゼクジョ会の参加者はどんな人たち?
では、ゼクジョ会に応募してきた熱い女性ゴルファーとははどんな人たちなのか。3人に感想を聞いた。 まずはゴルフ歴15年というAさん(仮名)。元々イベントが好きなAさんはインスタグラムでゼクジョ会の存在を知った。「ゼクシオは使っていないのですが試打やレッスンにひかれて応募しました」という。「過去にもゼクジョ会に参加していて、これまでで仲良くなった方と今でも交流が続いています。きょうもまた新しい出会いがあってうれしい」と笑顔で話した。 続いてゴルフ歴8年のSさん。女性ばかりの華やかな空間が楽しく、「女性ゴルファーと知り合える機会は貴重です」と話した。普段知り合うことができない、女子ゴルフ友達ができるのを期待しているという。現在は80切りを目指してスクール通いを続けている。これまでは別メーカーのクラブを使っていたが、周囲がみなゼクシオを使っていることから、今回初めて買い替えたそうだ。恐るべし影響力…。
3人目は、この会でひと際目立っていたNさん。何より若くて、初々しい感じはベテランユーザーの多いゼクシオと無縁そうな雰囲気だが…。隣の打席にいた女性と一緒に話を聞くと、なんと親子で参加しているそう。隣の席にいたゴルフ好きの母の誘いで会に飛び込んだ。ゴルフ歴は1年ちょっとで、初心者用のクラブセットを購入。そのときドライバーはゼクシオにこだわったという。 その理由は「打った時の音の良さ」に一目惚れならぬ“一聞き惚れ”したから。「色々と試打したのですが、ゼクシオの甲高い音が良かったんです。これしかないって即決でした」。今回、青山プロにドライバーショットのレッスンを受け、上達のきっかけをつかんだという。「普段のレッスンよりも実戦的でした。正しいスイングプレーンというのを初めて教えてもらって、ドライバーの苦手意識が少し克服できました」と喜んだ。
潜入したゼクジョ会は、最後まで楽しめるコンテンツが盛りだくさんで、大盛況のまま幕を閉じた。練習場やゴルフ場に行っても男性ゴルファーが多い中、同世代の女性ゴルファーと出会える貴重な機会は、彼女たちにとって非常に有意義な時間なのだろう。参加者は初心者からベテランまで幅広く、ゴルフ経験の浅い筆者も「いつかは参加者として女性ゴルファー仲間を作りたい」、そう思える内容だった。もし周囲にゴルフ仲間を作りたい女性ゴルファーがいたら、「ゼクジョ会」の存在をぜひ紹介してほしい。(編集部・仮屋美遊)