インディアンの限定車「FTR×RSDスーパーフーリガン」が日本でも発売される! ローランド・サンズ・デザインとのコラボレーションモデル
世界限定300台の生産、日本では25台を発売
ポラリスジャパンは2024年2月21日、インディアンモーターサイクルの限定車「FTR×RSDスーパーフーリガン」を日本に導入することを発表した。 【写真はこちら】「FTR×RSDスーパーフーリガン」の全体・各部・走行シーン インディアンのアメリカンスポーツ「FTR」は、これまでにもさまざまな限定車が展開されてきた。今回発表されたのは、ローランド・サンズ・デザイン(RSD)とのコラボレーションモデルで、世界限定300台の生産となり、日本ではそのうち25台が販売される。 この「FTR×RSDスーパーフーリガン」のベースモデルは、FTRの上級グレード「FTR Rカーボン」。排気量1203ccの水冷Vツインエンジンは、最高出力123HP、最大トルク120Nmを発揮する。 フルアジャスタブルのオーリンズ製倒立フロントフォークやピギーバック式リアショック、ブレンボ製のブレーキ、アクラポビッチ製マフラーなど各部には高級パーツを備える。メーターはΦ101mmのタッチスクリーン・ディスプレイを採用し、スマートフォンとの接続も可能だ。 燃料タンクの上部や各カウルには、RSDとのコラボモデルならではのグラフィックがあしらわれている。 「FTR×RSDスーパーフーリガン」の車両価格は税込325万円。日本には2024年春に導入される予定だ。 このモデルや今回のコラボレーションについてインディアンのアーロン・ジャックス副社長は次のように語る。 「『フーリガン』"という言葉は、モーターサイクルの世界ではまったく新しい意味を持つようになりました。それは、モーターサイクルで楽しむことを何よりも優先する、周りにおもねることなく大胆不敵な振る舞いによって特徴づけられます。この新しいFTRはそのすべてを表している。ローランド・サンズはこの道を切り開き、フーリガンというライフスタイルを軸にRSDブランドを築き上げてきました。中型クルーザーでダートオーバルを周回することから、今日のMotoAmericaシリーズでのコンペティティブなレースまで、フーリガンライディングの精神は変わらない」 RSDの創設者であるローランド・サンズ氏は以下のようにコメントしている。 「スーパーフーリガンバイクは、レース場で見かけるようなフルフェアリングのマシンとは一線を画し、パワートレインをむき出しにしつつ、泰然自若なポジションとカスタムの美学を兼ね備えている。インディアン・モーターサイクルから、カスタマー向けのインディアンFTRのデザインを依頼されたとき、そのことは自然な流れであり、今回それを表現できたことを非常にうれしく思っている」
webオートバイ編集部