ハートも「超高校級」の今中慎二！ルーキー育成に必要なこととは？
10月26日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」。この日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、ドラゴンズが2位指名まで終わったところで、中日OBで野球解説者の今中慎二さんが登場しました。高田寛之アナウンサーと自身のルーキー時代を振り返りました。 落合博満監督は全てお見通し？何を隠しても...次の日の予定も全部バレる...一体なぜ？小田幸平の珍エピソードも！【動画】
野手と投手の割合
今中さんによると、ドラフトではピッチャー7割・野手3割で取ることが多いそうです。ドラゴンズは2位に内野手の津田啓史選手を指名しました。 今中「今のドラゴンズのチーム事情からすると、野手はチャンスを貰えるよね。1年目だろうが何年目だろうが、特に内野手もチャンスあるでしょう」 ただし自主トレやキャンプを怪我なくこなすことが条件。選手自身もそうですが、特に球団側が気を付けるべきポイントだとか。 今中「チームのプランが変わってくるんで。そこはお客さん扱いというかね。ちゃんと見てやらないといけません」
テストで逃げ切る
自身の新人時代の自主トレ、そして初めてのキャンプの様子を振り返る今中さん。まずドラフトの後、ルーキーが注目されるのが正月明けの入寮と自主トレです。しかし… 今中「僕の場合は自主トレもまともにやってない。ほとんど行ってないもん」 高田「どこにいたんですか？」 今中「大阪の実家にいた」 高田「集合じゃないんですか？」 今中「正月三が日終わって4日か5日にルーキー全員集合なんですよ。ちょっと早いなと思って」 高田「来いって言われてるわけですよね？」 今中「言われた。でも三が日終わって、もう野球するの？と思って。気持ちが入ってないから、ちょっとこれは無理だなと思って」 学校の先生と相談して「試験があるからまだ行けない」ということにしたそうです。突出した能力を持つ高校生を「超高校級」と言いますが、今中さんはハートも「超高校級」だったようです。
まずは身体作り
結局今中さんが入寮したのは20日過ぎ。ちなみに根尾昂投手の入寮は6日でした。 高田「しかし星野仙一監督がよく許してくれましたね」 今中「あの時はたぶん、監督関係なかったんじゃないですか。自主トレだから」 高校生ルーキーのインタビューでは、よく「目標は開幕一軍」とか「新人王を目指したい」などの発言がありますが、今中さんは「何年間は身体を作って」と答えたそうです。 高田「2～3年は身体鍛えてみたいな」 今中「そんな感じでたぶん言ってたと思う」 高田「そんな人が高卒2年目で二桁勝つんですよ？」 今中さんは1年目から一軍入り。2年目には早くも10勝を挙げました。 今中「自主トレも4日間ぐらい名古屋でやって、沖縄で動かしてました」 高田「名古屋の自主トレ、4日で終了したんですか？」 今中「4日ぐらいです」
