榊原CEOが平本蓮との交渉について言及「一度会って、この先どのタイミングにどういうテーマで何をするかを話したい」【RIZIN】
RIZINの榊原信行CEOが11月5日、平本蓮(剛毅會)の大晦日参戦についての現在の交渉状況を語った。 この日、RIZINは10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の開催と第1弾カードを発表した。 会見後の囲み会見で榊原氏は平本について「まずひとつは拳が芳しくない。僕の言葉が荒っぽくなっちゃったかもしれないが、大晦日に試合を組んでいくとすると、ケガの問題とかを含め、準備が整うかが一番大きいかなと思う。本人ともスペインから戻ってから会えてないので、一度会って、この先どのタイミングにどういうテーマで何をするかを話したい」と現在、大晦日参戦については具体的な動きがないことを明かした。
この日の会見では3部構成で行われる「RIZIN DECADE」の最後に「RIZIN.49」を開催し、そのメインでフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)にクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が挑戦する「RIZINフェザー級タイトルマッチ」が行われることが発表された。会見ではクレベルがこの試合に勝ったうえで来年戦いたい相手として平本の名前を挙げる場面もあったのだが、榊原氏は「いきなりタイトル戦ということはないと思う。いずれにしても蓮の中でもフェザー級タイトルを見据えて、次のカードとかマッチアップというのは決まってくると思う。年内、年末は難しいかもしれないが年明けとかはやるタイミングかなと思っている」との見解を示した。 平本がSNSで榊原氏に対し「約束を守って」と投稿していたことについては「分からない。なんか僕が約束を守っていないことがあるのかもしれない。本人に聞いてみる」と語るにとどめた。 また「超RIZIN.3」でマニー・パッキャオ相手に好勝負を繰り広げた安保瑠輝也(MFL team CLUB es)については「何かうまく1年の集大成として、安保にとっても出世の年になるような、インパクトのあることができればいいなという話し合いはしている。現状ではMMAはない。ボクシングかキックボクシング、立ち技ルールがいいだろうなと思っている。その中で大晦日として意味があるというか、みんなが支持してくれるような、ファンに刺さるようなものを考えて、早々には発表できたらいいなと思っている」と大晦日大会への出場を示唆した。
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