「めっちゃすごかった」国スポの選手もてなす大輪 唐津市で九州花火大会
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佐賀国スポに合わせて佐賀県を訪れた人たちをもてなそうと、12日夜に開かれた「第72回九州花火大会」。会場となった唐津市の松浦川沿いでは、多くの見物客が秋夜に咲く大輪の花を堪能した。市内のホテルに宿泊する国スポの選手たちもリラックスした様子で楽しんだ。 バスケットボールの少年女子に出場している京都府のチームは、選手全員で花火を鑑賞した。主将の吉田ひかり選手(16)=京都精華学園高1年=は「まさか花火があるとは思わなかった。ほんまにめっちゃすごかった」と楽しんでいた。京都は昨年の鹿児島国体で優勝していて、「国スポに関わっている佐賀の人たちに感謝の気持ちを込めて戦い、2連覇を目指したい」と気持ちを新たにした。 福岡第一高と福岡大大濠高の選手で臨む少年男子の福岡県のチームも花火を満喫した。廣田翼選手(16)=福岡大大濠高1年=は「福岡第一の選手と花火を見ながら話をし、より親近感が深まってよかった。最後まで勝ちたい」と力を込めた。(松岡蒼大)
松岡蒼大