ベントレー コンチネンタルGT スピード&GTC スピードが登場。782psのモンスター級ラグジュアリースポーツに進化
美しさと機能を併せ持つ新世代モデルにふさわしいエクステリアデザイン
一方、内外装にも注目すべき点が多数あります。エクステリアでは、ヘッドライトは歴代の4眼(左右各2眼)から、シングルヘッドライト(左右各1眼)に変更されました。またボディ表面の継ぎ目を減らすことでスッキリとした印象を与えるとともに、より力強さと洗練されたイメージを与えることに成功しています。 また、コンチネンタルGTCには「7ボウ ファブリック ルーフ システム」と名付けられたソフトトップが備えられ、48km/h以下であれば19秒で開閉可能です。またソフトトップの色は7色から選択可能になっています。 画像: 常に流麗なボディスタイルを保つために可動式リアスポイラーなどはあえて採用していない。 常に流麗なボディスタイルを保つために可動式リアスポイラーなどはあえて採用していない。 さらに、バンパー、テールライト、トランクリッド、テールパイプなどのデザインも改められました。とくにトランクリッドはダックテール形状とすることで空力性能を高めました。ちなみにこのトランクリッドの形状により十分なダウンフォースが得られるため、展開式スポイラーなどは不要になりました。
車内は伝統を守りつつ最新インフォテインメント&コネクティビティを採用
次にインテリアを見ていきましょう。インパネにはセンター画面部が回転して12.3インチナビ画面、アナログメーター(温度計、方位計、ストップウォッチ)などに切り替わる「ベントレー ローテーション ディスプレイ」がセットされています採用しています。 また、インフォテインメントシステムとコネクティビティの機能性も向上しました。具体的には、車両の充電状況を確認できる「リモート充電ステータス」、リモート操作で駐車と出庫ができる「リモートパークアシスト」、乗車前にシートヒーターやエアコンを操作できる「リモート キャビン プレコンディショニング」といった、スマートフォンを介して車外からクルマを監視、操作する機能も実装されています。 シートとドアトリムには、モダンファッションデザインからインスピレーションを得たキルトパターンが採用されています。また、新型コンチネンタルGTのシートは20ウェイ調整が可能ですが、オプションのウェルネスシートを選択すれば「ポスチュラル アジャスト」と「オート クライメイト」が装備され、さらに快適な移動が約束されます。 もちろん、ベントレーのコーチビルド部門である「マリナー」にオーダーすれば、依頼主の希望どおりのしつらえの1台に仕上げることもできます。 ラグジュアリークーペ&コンバーチブルの新たな境地に足を踏み入れたベントレー コンチネンタルGTとコンチネンタルGTCの生産は、2024年の第3四半期から英国クルー本社にあるドリームファクトリーにて、職人たちの手作業で行われます。また納車も同時期から順次開始されるとのことです。