ラグビーW杯の日本代表メンバーを発表(全文1)心身ともに戦える力が付いた
スクラムハーフに3名を選んだ理由は?
NHK:NHKの【イチハシ 00:19:55】と申します。ジェイミーヘッドコーチにお伺いします。今回スクラムハーフに3名の選手を選ばれました。その理由と、それから各3名の特徴、プレースタイル、監督から見てどう見えるのかというのをお知らせください。 ジョセフ:非常にいい質問だと思います。このスペシャリストのポジションっていうところは、フロントローにもいえることなんですけれども、ワールドカップのルールでけががあったら選手を交代できるということがあるんですが、このスペシャリストのポジションについてはやはり自分たちの戦い方とかチームが何をしようとしているかということをしっかりと熟知している選手をより多く抱えたいという考えで、このような決断に至りました。 今回この3人の9番ですけれども、自分たちの早い展開というのを非常に理解しています。なのでもし大会の中盤から後半にかけて9番にけがが出てしまった場合入れ替えるとなると、非常にチームにとっても打撃になってしまうので、今回3枚連れていくことにしました。 この3人ともチームで長いことトレーニングを重ねてきていますし、非常に経験値も高い田中が入っています。彼はワールドカップ2大会も出ています。そしてフィールドオン・オフ、グラウンド内外でもしっかりとサポートできる選手であります。そして彼はプレーしているときには非常にゲームをよく読む力があるということです。 そしてあと2人は若手の9番ですけれども、スーパーラグビーを通じてしっかりと実力があるということを証明してくれたので、非常に今いいミックスで選手たちが選ばれたと思います。そしてこの3人の9番は国内ベストの9番だと思っています。 司会:はい、よろしいでしょうか。続きまして、松瀬さん、どうぞ。
フロントローを選んだ基準は?
松瀬:フリーランスの松瀬といいます。ジェイミーヘッドコーチ、お願いします。今少し話ありましたけど、フォワードのフロントロー陣、8人、多いなっていう感じで、8人なんですけど、この選手は何を基準に、どういった選手を選んだのか。で、このメンバーで本大会はどんなスクラムにチャレンジしますか。 ジョセフ:選考基準ですけれども、各自与えられた役割をしっかりと遂行できるかというところに基づいているんですが、まずやはりセットプレーのプレッシャーにしっかりと耐えられるかどうか、ロシア、サモア、アイルランド、スコットランド、間違いなくこのセットピースを狙ってくると思っています。そこでしっかりと相手に対して互角に戦えるかどうかというところが1つの基準と、あともう1つは自分たちのゲームの運び方、プレーの仕方というところをしっかりと理解できているか、それが遂行できるのかどうかということです。 もちろんディフェンスで相手が攻めてくることに対して守り切れなければいけないのですけれども、あくまでも勝機は自分たちの戦い方にフォーカスすることによって、自分たちのゲームで攻めることで攻めることで勝てると思っています。その基準に一番最適な選手たちを今回選んでいます。 司会:はい、ありがとうございました。続きまして、じゃあ【ナカムラ 00:25:32】さん、どうぞ。 【書き起こし】ラグビーW杯の日本代表メンバーを発表 全文2に続く