【教えて!】海の底でとれた大人の人の手よりも大きな白い「ナゾの生物」この正体は?
鳥取県立とっとり賀露かにっこ館Xより: ご教示ください!! ネットの力もお借りしたいです!これは…なんでしょうか…? 【写真14枚】海の底に大きな白い「ナゾの生物」正体は? 鳥取の水族館がSNSで呼び掛け、一気にネットで話題となったのは…、 大人の人の手よりも大きな白い「ナゾの生物」。まるで、あのエイリアンの頭のようにも見えます。 「めざまし8」は、この投稿をした水族館に話を聞きました。 鳥取県立とっとり賀露かにっこ館 中倉義仁主事: 大中小とあるんですけど、大体大きさが40cm前後ぐらい。重さも約5kgぐらい。触り心地はツルツルすべすべしていて、玉こんにゃくのような… 謎の生物は3体で、鳥取県漁協から水深およそ70mの海でとれたものだと持ち込まれていたことが分かりました。 鳥取の水族館が“その正体を知りたい”とXに投稿した“ナゾの生物”。 投稿されるや否やネット上で話題になったのです。 鳥取県立とっとり賀露かにっこ館 中倉義仁主事: かにっこ館の職員でも、ちょっと何だろうこれはっていう状況になりました。 「めざまし8」も調査を開始。まずは他の水族館に聞いてみました。 サンシャイン水族館 飼育スタッフ: ホヤの仲間なのかなって。ちょっとこの種類っていう確定までは難しそうですよね。 実物を見ていないので分からないとしながらも、「ホヤの仲間」ではないかという情報を得ることができました。
「ホヤの仲間」だとするとその名前は?
さらに情報提供がないか、水族館の投稿に寄せられたコメントを見てみると…、そっくりな写真が投稿されているではありませんか!? 2つを見比べてみると、色も形も酷似しています。 その写真をXに載せている人に話を聞くことができました。 広島修道大学人間環境学部 長谷川尚弘助教: 本当に詳しくは解剖しないと分からないんですけれども、写真の様子からは「ボウズボヤ」。 ナゾの生物の正体を教えてくれたのは、広島修道大学人間環境学部・長谷川尚弘助教。長谷川さんによると「ボウズボヤ」という名前のホヤの仲間ではないかというのです。 広島修道大学人間環境学部 長谷川尚弘助教: 4㎝の大きさのものが集まって、手の平ぐらいの大きさの、人の顔ぐらいの大きさの物になるんですね。 そう、標本を持ち上げてインタビューに答えてくれる長谷川さん。実は、人呼んで“ホヤ博士”。 2024年2月、SNSで話題になった「ガイコツパンダホヤ」が新種だと突き止め、海外メディアの取材も受けていた人物だったのです。 今回の謎の生物は、「ボウズボヤ」らしいと水族館側に伝えると…、 めざまし8取材スタッフ: 答えは「ボウズボヤ」というホヤなんだそうです。 鳥取県立とっとり賀露かにっこ館 中倉義仁主事: 知らなかったです。非常に答えが分かってすっきりしたというか。 (ボウズボヤは19日から)かにっこ館で展示予定になってます。 (『めざまし8』 2024年6月19日放送より)
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