バルセロナ、レアル・マドリーとの合意も報じられるヴィルツ獲得を目指す模様…選手は過去に「バルサでのプレーが夢」と発言
バルセロナがレヴァークーゼンMFフロリアン・ヴィルツ(21)の獲得を目指しているという。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 同紙によれば、バルセロナはレヴァークーゼンで今季大ブレイクを果たす前からヴィルツを獲得候補に含めており、財政的に余裕ができるであろう2025年夏に引き入れることを目標にしているという。 ただヴィルツを獲得を目指すとしても、ライバルは多い。とりわけ宿敵のレアル・マドリーが、同じく2025年に獲得することで、同選手やその代理人とすでに合意に至っているとの報道もある。 ただしヴィルツは、2年前に『スカイスポーツ・ドイツ』とのインタビューで「いつだって最高の選手になりたかったし、子供の頃はバルサでプレーすることを夢見ていた。それは変わっていないよ」と発言し、また家の部屋にはメッシやデンベレのポスターを貼っていたことを明かしていた。『ムンド・デポルティボ』はそのヴィルツのバルセロナに向けた愛情に加え、バルセロナとレヴァークーゼンのジモン・ロルフェスSD(スポーツディレクター)が良好な関係を築いていること、レアル・マドリーがスター選手たちをかき集めてチーム内のエゴも増大させていることなどを要因として、カタルーニャのクラブにもヴィルツ獲得の芽があるとの見解を示している。 なおレヴァークーゼンはヴィルツの移籍金として、1億ユーロ~1億5000万ユーロを求めることが『ビルト』などのドイツメディアで報じられている。