唯一国内開催の米男子ゴルフツアー大会、新スポンサー「ベイカレント」で続行 「ZOZO」は契約満了 松山英樹「もう一回勝ちたい」
米男子ゴルフのPGAツアーは11日、東京都内で会見し、今年で「ZOZOチャンピオンシップ」の契約が満了した日本開催の米ツアー大会が新スポンサーで続行されると発表した。新規大会「ベイカレント・クラシック」は、横浜CCを会場に秋季シリーズの一つとして日本ゴルフツアー機構と共催。72ホールの予選なしで争われ、日程と賞金額は今後発表される。 【写真】松山英樹と談笑する石川遼 アパレル通販サイト「ZOZO TOWN」の運営会社を創業した前澤友作氏のゴルフ好きが高じ、2019年に日本初の米ツアー大会として始まった「ZOZO」は、第1回の開催直前に前澤氏が社長退任。翌20年はコロナ禍で米国開催となるなど波乱が続いた。それでも6年契約最後となった今秋の大会が終わり、国内唯一の米ツアー大会の存続を求める声が強まるなか、同大会のトップパートナーだったコンサルティング大手「ベイカレント」(東京都港区)が、新たな大会スポンサーとして手を挙げ複数年契約を結んだ。 21年「ZOZO」覇者の松山英樹(32)は会見で「来年以降どうなるのかなと、僕もちょっと心配していた」と明かし、「僕は日本人でもあるし、もう一回勝ちたい気持ちも強い。日本選手の代表として勝てるよう頑張りたい」と抱負を語った。 (塚沢健太郎)