投壊深刻のドジャース 異例の野手継投で大谷交代 ロハス→キケ ロハスは60キロ台の遅球連発で無失点
「ブレーブス1-10ドジャース」(13日、カンバーランド) ドジャースは劣勢となり、異例の野手継投で2イニングを消化した。9点ビハインドの七回、ミゲル・ロハスが登板。DHを解除したため、大谷は交代となった。八回はキケ・ヘルナンデスが登板した。 ロハスは63キロのカーブを投じるなど、100キロに届かない遅球を連投し、七回を13球で被安打1、無失点に抑えた。八回からはキケが登板し、9球で三者凡退の無失点に抑えた。 ドジャースは先発のジャック・フラーティ投手が3回5安打4失点でKO。7月末のトレード期限直前に移籍し、新天地では7登板、5勝1敗、防御率2・61の快投を披露していたが、今季最短KOで苦しい先発陣にとって大きな痛手となった。 さらに、3番手・フィリップスも5失点。大量ビハインドとなり、9月1日、キケ・ヘルナンデスが登板して以来の野手登板となった。 ドジャースは投壊が深刻。ナ・リーグ西地区首位にはいるものの、9月12試合の平均失点は6・4。チーム防御率はMLBワースト2位の5・49。離脱しているエース格のグラスノーの今季中の復帰は絶望的であることが判明した。ストーンとカーショーも復帰のめどは立っておらず、柱として期待されていたビューラー、ミラーも精彩を欠いている。