ChatGPTブームでエヌビディアの株価が急騰したカラクリ
話題を呼ぶChatGPTを裏側から支えるのがエヌビディアなどGPUメーカーだ(写真:ブルームバーグ)
2022年11月にアメリカの人工知能(AI)研究機関「OpenAI」が公開したジェネレーティブAI「ChatGPT」がAIの世界に新風を巻き起こしている。 従来のAIは、大量のデータから「特徴」を学んで「予測」するもの。これに対して、今注目されている「ジェネレーティブAI」は、様々なコンテンツやモノについて大量のデータから学習し、それを使用してまったく新しいアウトプット(文章、画像、プログラムコードなど)を生み出すAIである。生成AI、対話型AIとも言う。 ChatGPTによって始まった新しいAIブームと半導体ブームの中で、AI側の主役はマイクロソフト(MSFT)、半導体側の主役は、前回のブーム同様、今回もエヌビディア(NVDA)になりそうだ。ここではそのエヌビディアに注目して詳しくみていきたい。
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今中 能夫