「難しい決断でした」浦和23歳・武田英寿が地元仙台に完全移籍「全力で戦う」両クラブでコメント
サッカーJ2・ベガルタ仙台は18日、MF武田英寿選手がJ1・浦和レッズから完全移籍で加入することを発表しました。 【画像】試合後サポーターのエールに涙を見せるベガルタ仙台の選手たち 宮城県仙台市出身・23歳の武田選手は、2020年に青森山田高から浦和に加入。以降はFC琉球、大宮アルディージャ、水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍を繰り返し、今季から浦和に復帰しました。 武田選手は浦和のクラブ公式HPを通じ、「浦和レッズ ファン・サポーターのみなさまへ。このたび、ベガルタ仙台に完全移籍することになりました。プロサッカー選手としての始まりが浦和レッズであったことをとても誇りに思います。浦和レッズでの経験は一生忘れることはありません。支えてくださったみなさまには、心の底から感謝しています。とても難しい決断でしたが、僕にとっても、そして僕の身近な人たちにとっても、幸せな人生になるよう、これからも努力をしていきたいと思います。本当にありがとうございました」とクラブへ感謝を述べました。 また仙台の公式HPでは、「ベガルタ仙台 ファンサポーターのみなさまへ。浦和レッズから加入することになりました、武田英寿です。地元、仙台でサッカー選手としてのキャリアを歩めることを、とても幸せに思います。ベガルタ仙台に関わるすべてのみなさまと勝利のよろこびを分かち合えるよう、全力で戦いたいと思いますので、よろしくお願いします」と意気込みました。 昇格プレーオフ決勝でファジアーノ岡山に敗れ、惜しくもJ1昇格を逃した仙台。地元出身の若きMFを迎え、J1復帰を目指します。