【バレー】大阪マーヴェラス・田中瑞稀主将「今季のテーマは”ひらめき”。苦しいときに1点が取れる選手でありたい」SV女子
――昨シーズン素晴らしい成績を残されました。今季日本国籍も取得。今シーズンはチームにどういう貢献をしたい? 蓑輪:ブロック、スパイク。コートの中でのリーダーシップというのも出していきたいと思っています。 私の中では昨シーズンからそんなに何かが大きく変わったというわけではありません。昨季同様に、自分の良いパフォーマンスを出していきたいと思っています。 今日はあまり良いパフォーマンスではなかったかもしれませんが、今後もプレーを通じてチームをリードしていくことができればと思っています。 ――試合終了後に、ご主人と抱擁を交わされていたようでしたが。 蓑輪:彼(蓑輪貴幸氏。埼玉上尾メディックス、日本代表などでコーチ)は今、フィリピンでヘッドコーチをしております。遠距離にいますので、毎週、私のゲームを見に来るということはかなわないのですけれども、可能な限り試合に行きたいと頑張ってくれています。 彼の存在がとても私のモチベーションになっています。難しい環境の中で、それでも試合の応援に来てくれる、その努力してくれているということがとても嬉しいです。
酒井大祐監督
第1セットのスタートのところで少し自分たちのリズムを作ることができませんでした。 サイドアウトのフェーズで連続失点する時間帯が多く、アタックポイントが取れない状況が第1、第2セットでは続きました。 第3セット以降は人を変えたり、リズムを変えたりすることでセットを取れました。しかし、終始相手のサーブに苦しめられた試合になったと思います。 ――おっしゃるようにデンソーのサーブが走っていました。対策もされていたとは思いますが、その中に当てはまらないような想定外のことはありましたか? 酒井:いや、予想外のことまではなかったですね。ただ、相手はサーブミスがかなり少なかった。 各ローテーション毎のうちの攻撃に対して、サーブの狙いどころを工夫していたという印象です。 試合を追うごとに自チームのパス自体は徐々に改善していったと思いますが、こちらのパスが返っている状況であっても、セッターとスパイカーのコネクションという部分ではやや難があったかなとは思いました。
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