【バレー】大阪マーヴェラス・田中瑞稀主将「今季のテーマは”ひらめき”。苦しいときに1点が取れる選手でありたい」SV女子
目黒優佳選手(リベロ)
デンソーさんは外国籍選手2人が攻撃の軸。高さも決定率もあるのでそこへの準備はしていました。しかし、サーブで攻められて自分たちの気持ちが引けてしまったことや、相手が自分たちに対して闘志を燃やしてくる時間帯がすごく長かったことに押されてしまったと感じました。 私にとっては地元(福島県郡山市出身)開催でしたし、もっと自分たちのバレーボールを、大阪マーヴェラスの良いところを出したかったのですが、それができずに悔しいところではあります。 ただ、替わって入った選手が自分たちの時間を作り出してくれました。そこは大きな収穫だったと思います。 まず試合の入りを修正すること、コミュニケーションが取れていない部分も多く感じたので直していく必要があると思います。 1点1点を積み重ねての25点です。そういったセットを続けていきたいと思いました。
――地元福島での試合の感想は? 私自身(リーグで)福島県で試合をすることが初めてだったので、やっとかという気持ちです。 福島県や東北の開催では、いつも応援に来れない祖父母や友人も試合を見に来ることができます。 震災の影響などでバレーボールから遠くなってしまった子どもたちに競技の良さを感じてもらえる機会にもなりますし、「元気になれる」という声をもらっています。非常に感慨深く思っています。
蓑輪幸選手(ミドルブロッカー)
シーズン初となるアウェー戦。アウェー戦に向けて調整をしなければならないことが、まだたくさんあるなと感じました。 ただ、私たちの問題だけではなく、シンプルにデンソーさんが素晴らしい活躍をされたと思っています。 特に外国籍の選手たちの奮闘が目覚ましかったと思います。 第1セット、第2セット、私たちはサーブ、コミュニケーション、ブロック、そういったところでエラーがあったので、今後、改善する必要があります。 ただ、その厳しいゲームの中でも、私たちのキャプテンから「諦めてはいけない」と何回も声かけを受けていました。 その成果もあって、第3セットでは、私たちらしさというのを取り戻すことができたと思っています。 もちろんさらに改善の余地はあります。その改善点を活かしていきたいと思っています。 繰り返しになりますが今日はシンプルにデンソーさんが素晴らしい活躍をしたと私たちは思っています。
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