第24回東京フィルメックスコンペ部門出品 ソウルが舞台の会話劇『ミマン』2025年2月公開
2023年の第24回東京フィルメックスのコンペティション部門に出品され、学生審査員賞を受賞した韓国映画『Mimang(英題)』が、『ミマン』の邦題で2025年2月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開されることが決定した。 【写真】『ミマン』3組のカップルを切り取ったポスター 3篇によって構成されている本作は、現代のソウルを舞台に、異なる季節と時間軸で、変わりゆく韓国・ソウルの街を散歩したりドライブしたりしながら、3組の男女の移り変わる運命と人生の節目を捉えた人間ドラマ。映画のタイトルにもなっている「ミマン」という言葉には複数の意味があり、本作で描かれる3篇の物語は、「ミマン」が持つ異なる意味合いをそれぞれテーマにして紡がれている。 監督を務めたのは、本作が長編デビューとなる新鋭キム・テヤン。第48回トロント国際映画祭ディスカバリー部門でプレミア上映されたことを皮切りに、12もの海外映画祭に出品されている。 あわせて3種のポスタービジュアルが公開。3篇の物語に登場する3組の男女を捉えたスチールをベースに、それぞれの物語のテーマカラーがあしらわれたデザインとなっている。タイトルの下に表示された漢字は、「ミマン」が持つ3つの意味、「迷妄=道理に暗く、要領を得ずに戸惑うこと」「未忘=忘れようとしても忘れられない」「弥望=遠く広く眺める」を指しているという。
リアルサウンド編集部