堤聖也、彫刻ボディで井上拓真と20秒の睨み合い「次は俺が勝つからな」12年越しの因縁リベンジ誓う
10月13、14日行われる7大世界戦+那須川天心 地域タイトル戦『Prime Video Boxing 10』(東京・有明アリーナ)vol.1(13日)の前日計量が12日に行われ、[WBAバンタム級タイトルマッチ]で3度目の防衛に挑む井上拓真(大橋)はリミットの53.5kg、挑戦者の堤聖也(角海老宝石)は100gアンダーの53.4kgでパス。両者はフェイスオフで約20秒、鋭い眼光で睨み合い、握手をした2人。堤は「次は俺が勝つからな」と井上の手を強く握った。 【フォト】計量で井上、堤の彫刻マッスルボディ!ガッチリ握手し「次は俺が勝つからな」の瞬間 2人は同い年で、約12年前、高校のインターハイ準決勝で2人は対決し、その時は拓真が堤に判定勝利を収めている。堤にとっては12年越しのリベンジ戦だ。 計量後の囲み会見で堤は「拓真とやるのは僕の悲願でもあるし、世界タイトルというのもある。しかし今のマインドは普通の明日試合だなという感じ」と、悲願の対決は実現するが、現在は通常通り冷静であると語った。 井上は握手時に堤から「次は俺が勝つからな」と言われたことに対し「何も言わずに結果で見せてやろうかな。(堤の言葉に対しては)12年も自分のことを思っていたのであればそれは当然かな。自分は冷静に淡々と自分のボクシングをするだけなんで、しっかり結果で分からせてやろうかなと思います」と自信を見せた。 戦績はと拓真が20勝(5KO)1敗、堤は11勝(8KO)2分 無敗。KO率は井上が25%に対し堤が72%、リーチは共に164cm。果たして堤は12年越しのリベンジを達成できるか。