【ボクシング】カシメロがまさかの”1kg”オーバー!再計量もパスできず!対するサンチェス「彼はプロではない」
10月13日(日)神奈川・横浜武道館にて開催されるプロボクシングイベント『TREASURE BOXING PROMOTION 7』の前日計量が行われ、メインイベントのスーパーバンタム級10回戦に出場する、元3階級王者ジョンリエル・カシメロ(34=フィリピン)が56.3kgとまさかの1kgオーバーとなり、2時間後の再計量でも55.9kgでパスできなかった。試合を行うかどうかは明日の当日計量で両陣営が合意した58.06kgをクリアすれば試合は行われる。 対するサウル・サンチェス(27=米国)は、55.2kgで計量を一発でクリアした。 【フォト】カシメロ、1kgオーバー!再計量は700gオーバー!その様子 計量後、カシメロはフェイスオフを行わず、試合前日会見にも出席しなかった。 計量後の会見でサンチェスは「明日はいい試合になると思います。カシメロ選手は体重を作ってくれると思う。(1回目の計量失敗については)何も言えないが、アンプロフェッショナルなのかなと思います」とカシメロを批判。 カシメロは計量開始時間の10時30分になっても会場には現れず。カシメロは10時40分に到着し、10分の遅刻となった。計量の直前のパスポートチェックに必要なパスポートを車内に忘れたとして、取りに戻るなどのハプニングもあった。 またプロモーターで元世界王者の伊藤雅雪氏は「2時間以内に間違いなく落とすということ。信じて待ちます」とコメントしたがそれをクリアできず。明日の当日計量で両陣営が合意した58.06kgをクリアすることができるのか。 カシメロは昨年10月、有明アリーナで元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載と4回負傷引き分け以来の試合だ。戦績は33勝(22KO)4敗1分。 対するサンチェスは、今年1月にWBOバンタム級世界王者だったジェーソン・モロニーに挑戦したが、0-2の判定負け。7月に判定勝利で再起している。戦績は21勝(12KO)3敗となる。 なお明日は全6試合が行われるが、カシメロ以外の全選手は一発で計量パスした。