森永卓郎氏 石破首相はトップに向いていない その理由は…「私と同じ種類の人間なんです」
経済アナリスト森永卓郎氏(67)が2日放送の文化放送特番「森永卓郎と森永康平の親子経済学」(後3・30)に長男の経済アナリスト・森永康平氏(39)と出演し、石破茂首相(67)が国のトップに「向いていない」と考える理由を語った。 【写真】森永卓郎氏と長男の森永康平氏。森永康平氏X(@KoheiMorinaga)から 5度目の党総裁選で勝利し昨年10月に首相に就任。しかし衆院選では裏金問題による逆風もあって大敗し、与党過半数割れに追い込まれた。臨時国会では野党から譲歩を迫られ、予算案成立を目指す通常国会でも苦境は続くとみられる。 そんな石破政権の行く末について「長期政権になる可能性はゼロではないと思っている」と森永氏。「今回の103万円の壁の議論で、日本の政党で最も増税派って立憲民主だったんです。だから壁を引き上げろって全然言わない。そうすると自民党との相性が良いので自民・立憲民主の大連立を組むと政治的に安定するので、そこで石破さんがずっと続く可能性もゼロじゃない」と立憲民主党との連立政権の可能性に言及した。 しかし「正直言って石破さんは総理大臣に向いていない」とし、「私と同じ種類の人間なんです」と理由を明かす。「秋葉原のプラモデル店に通ってる本物のオタク。オタクは外交で相手の顔色をうかがいながら柔軟な判断を下すということができないんです。一生懸命エアブラシでプラモデル塗ってるのは得意なんですけど」と説明しつつ、後継者については「次、誰がやるのか見えない気はします」と話していた。