NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文7)配慮が決定的に不足
コミュニケーション不足はいつからか
共同通信:後方からすいません、共同通信の【タケウチ 02:11:37】と申します。まず、コミュニケーションの不足というのは今に始まったことじゃないというようなニュアンスのお話があったと思うんですけれども、AKSがここ10年で大発展したのは皆さんご存じだと思うんですけれども、いつぐらいからこうなってしまったのかということについて見解があれば松村さん、お願いしたんですけれども。 松村:これはこの報告書にも指摘を受けておりますけれども、やはりメンバーの数が増えていったり、それからグループの数が増えていったりということとともにそういうことが起こっていったということになっているのかなって感じます。 共同通信:ずっとじゃあそれを放置していたという理解になりますが。 松村:いや、これは放置ということでは、何を言っても言い訳のようにしか聞こえなくてあれなんですけれども、放置をしているつもりはなく、その時々、都度でやっていたつもりだったんですけれども、やっていたつもりと言っていることがそもそも不十分であるというご指摘、そしりは免れないことだと思うので、人員の補充ということももちろんですけれども、やはりスタッフ1人1人の意識を高める、そういう安全対策もそうですし、ファンとの向き合い方もそうですし、スタッフがしっかりとそれを把握、認識しなければいけないのかなと。それがやはり足りなかったのかなというようなことを強く感じております。 共同通信:ありがとうございます。次に、山口さんとのやり取りの中で、ほかのメンバーとのつながり、ほかのメンバーがファンとのつながりは証拠がないからなかなかできないというお話がありましたけれども、今後、民事をする中で、被告側の答弁書とかでそれが実際、事実認定される可能性というのは十分にあると思うんですけれども、そうなった際は、そのメンバーの処分というのはあらためて検討に入るという理解でよろしいでしょうか。 松村:法的措置に関しても現在検討中ということなので、さまざまなファクターを考えて進めていきたいなと思っております。 共同通信:すいません、あと最後に、AKS側ですとか、この第三者委員の報告書と先ほどの山口さんのツイート、だいぶ齟齬が出ているというのはここ皆さん、報道陣、感じているところなんですけれども、被害者である山口さんの心境が第一というのは重々承知の上で、ご本人が会見する可能性というのはあるんでしょうか。 松村:それはちょっと私がなんとも。 共同通信:こちらから求めたら、それを山口さんに対してそういう意向があるかどうかというのをAKSが聞く可能性はありますか。 松村:それは持ち帰りで検討するようにいたします。 共同通信:やはりツイートの140字だと、たぶん本人も言葉不足になっている部分もあると思いますので、ご検討いただければ報道機関としては助かります。 松村:はい。 共同通信:ありがとうございました。 司会:そのほかいかがでしょうか。 松村:まだされていない方、いらしたら、先に、すいません。あれ、先ほど。1回されましたか。まだ、初めてですか。はい。では、はい。 【書き起こし】NGT48暴行事件 第三者委報告を説明 全文8に続く