【住之江ボート・GⅠ高松宮記念】茅原悠紀が圧勝V「このエンジンはグランプリで引きたい。て、いうか引きます」
ボートレース住之江のG1「第52回高松宮記念特別競走」は6日、12Rで優勝戦が行われ、茅原悠紀(37=岡山)がイン逃げ快勝。通算59回目、G1・11回目となるVを飾った。 インからコンマ09のトップスタートを決めると他艇の攻めを寄せ付けず一気に逃げ切った。初日ドリーム戦を2着、2日目以降は怒涛の7連勝でシリーズを駆け抜けた。前検日に新ペラでスタートした32号機は茅原の調整手腕により機力大幅アップに成功。完璧仕上げ、そして抜群の技量で準完全Vを達成した。「スタートさえ入れば優勝できると思ってました。1Mのターンは100点でしたね」と余裕たっぷりに振り返る。 今回のVで賞金ランクは4位まで浮上。グランプリのトライアル2nd発進圏内に入った。「自分にできることは限られるてるし優勝戦はスタート行くことだけを考えてました。このエンジンはグランプリでもう1回引きたい。て、いうか引きます。言っておけば言霊で引ける気がするので(笑い)」。次節の尼崎G1ダイヤモンドカップ以降はグランプリまでF休みに入る。今回のVを糧に年末の頂上決戦へ力を蓄える。
東スポWEB