楽天・田中将 1軍復帰へ準備整う 復帰後4度目の先発で6回途中2失点「ステップとしてはよかった」
「イースタン、DeNA-楽天」(4日、横須賀スタジアム) 楽天・田中将大投手が、実戦復帰後4度目の先発登板。今季最長5回2/3を102球で8安打7奪三振2失点だった。「ストレスなく抑えられたイニングは少なかったけど、そういう中でしのぎながら100球クリアできたステップとしては、よかったと思います」と振り返った。 序盤は苦しんだ。初回、先頭の度会にヒットを許すなど2死一、二塁のピンチを招くと、ヤンキース時代にチームメートだったフォードに、シフトの逆をつかれる不運な左前適時打を打たれ失点。三回にはフォードに変化球を捉えられ、右翼席へソロを被弾した。 ただ、中盤からは制球も安定し徐々にテンポアップ。五回には神里を変化球で見逃し三振に仕留め声を上げた。六回は2死一、三塁のピンチを招いたところで、予定の100球を超えたため降板した。 復帰後4度目の登板で予定通りの100球もクリアした右腕。「次120球、130球投げましょうかというのは別にしなくていいと思う。リハビリ登板がどうとかはないんじゃないかなと思います」と本人は1軍準備OKだ。