仙台の広瀬川、赤茶色に濁る 数キロにわたる範囲、過去にも2回発生
仙台市の中心部を流れる広瀬川で、30日朝に川の水が赤茶色に濁っているのが見つかった。過去にも雨水を川に流す鉄管のさびが流出して似たような現象が起きたことがあり、宮城県と市が調査を始めた。 【写真】赤茶色に濁った広瀬川=2024年10月30日午後0時18分、仙台市の愛宕橋、岸めぐみ撮影 仙台南署によると、30日午前7時10分ごろ仙台市太白区向山付近の住民から「広瀬川が茶色に染まっている」と通報があった。広瀬川を管理している宮城県によると、愛宕大橋の上流約1キロから、愛宕大橋の下流側にある広瀬橋辺りまで、数キロにわたって濁っていたという。 県によると、昨年6月と2010年にも同じような濁りが発生したが、いずれも広瀬川につながる鉄製の「雨水管」のさびが流れ出たことが原因だった。広瀬川につながる雨水管は数本あり、市が管理しているという。(岸めぐみ)
朝日新聞社