J1初昇格のファジ 倉敷市で悲願達成を報告 母体は川鉄水島のOBらでつくるリバーフリーキッカーズ
サッカーのJ1初昇格を決めたJ2ファジアーノ岡山の選手らが13日、岡山県倉敷市役所で伊東香織市長に悲願達成を報告した。ファジの母体になったのは川鉄水島のOBらでつくるリバーフリーキッカーズ。庁舎前では職員ら約400人が出迎え、手作りの横断幕を掲げて縁深いチームの躍進を祝福した。 森井悠社長と木山隆之監督、副主将の柳育崇、田上大地の両DF、FW木村太哉、MF神谷優太の各選手が訪れ、市長が玄関前で監督に花束を手渡した。 応接室では木山監督が「アグレッシブなサッカーを磨き続け、J1でも粘り強く戦う」、神谷選手は「最高峰のリーグで羽ばたけるよう頑張りたい」とあいさつした。J2参戦は2009年。市長は「岡山スポーツ界の新しい歴史を切り開いた。今後もホームタウンとして応援していく」と応えた。 今季のリーグ戦で5位だったファジアーノはJ1昇格プレーオフ準決勝(1日)、決勝(7日)で山形、仙台を連破した。