FC東京・白井康介がケガから復帰、約30分間、上々の試運転「チームのために一つでも上の順位で終わりたい」
FC東京は27日、小平グラウンドでJ3の松本と練習試合を行い、1―1で引き分けた。左ハムストリングス肉離れで戦列を離れていたDF白井康介(30)が、この日実戦復帰を果たし、約30分間プレーした。上々の試運転を見せた試合後、白井は「もう少し疲れると思ったけど、涼しくなったので全然走れた。まずはけがなく終われたし、与えられた時間をしっかりやりきれた」と、安堵(あんど)の言葉を吐き出した。 チームは9月以降、5戦負けなしを継続。白井も「ここ数試合は誰が出てもいいサッカーをしている。自分もそこに混ざってしっかりと活躍していきたい」と言う。 今季は負傷離脱した時期もありながらリーグ20試合に出場し、J1初ゴールも記録した。残すは4試合。来月3日には古巣の湘南と本拠地・味スタで対戦する。「チームのために一つでも上の順位で終わりたい。自分がその中で、どういう力を与えられるかを考えていきたい。個人的には最後にスタメンを奪って終わりたい」。そう口にするスプリンターが、ラストスパートを仕掛ける。
中日スポーツ