AI被爆証言装置 被爆80年に向け製作 被爆者の証言を収録
広島テレビ放送
被爆80年となる来年に向け、AI=人工知能を活用して被爆者と疑似的に対話できる装置の製作が広島市内で行われています。 ★切明 千枝子さん 「みんな顔が腫れて髪は焼けてボーボー。着ていた服は全部焼けてはだか」 広島市が製作する装置は、事前に被爆者の証言を動画で収録。AIが利用者の質問に応じて適切な回答を再生する仕組みです。 18日は被爆者の切明千枝子さん・95歳が撮影に臨み、自らの被爆体験や、平和への思いを語りました。 ★切明千枝子さん 「最新のメカニズムを使って次の世代に語り継がれていくのが、ありがたいしことだし大事なことです」 広島市は5人の被爆証言を基に5台を作成し、被爆80年となる来年8月から運用を始める方針です。 【2024年11月18日放送】