韓国検察、亀尾ストーカー殺人の被告に死刑求刑…「残酷な犯行」
韓国検察は、別れた元交際相手の女性をストーキングして殺害した疑いで起訴されたソ・ドンハ被告(34)に死刑を求刑した。 検察は7日、大邱(テグ)地裁金泉(キムチョン)支部刑事1部(チェ・ヨンミ裁判長)の審理で開かれたソ被告の結審公判で、法定最高刑である死刑を求刑した。また、電子装置の取り付け30年、保護観察命令なども請求した。 検察は「被告人は報復を目的として被害女性を何度も刺すなど、残酷な犯行に及んでおり、それを止める被害者の母親まで殺害しようとしたことなどからみて、死刑を求刑した」と明らかにした。 ソ被告は昨年11月8日、慶尚北道亀尾市(クミシ)のマンションを訪れ、別れた元交際相手のAさん(36)とAさんの母親に向かって凶器を振り回してAさんを殺害した容疑と、Aさんの母親に対する殺人未遂容疑がかけられている。A氏はソ被告と別れた後、ソ被告をストーカー犯罪で3回通報していた。ソ被告は昨年8月からストーカー犯罪加害者専門相談機関の矯正プログラムを受けるとともに、裁判所からAさんの住居地から100メートル以内の接近禁止、通信禁止などの暫定措置決定を受けていたが、犯行に及んだ。 判決公判は来月11日に行われる。 キム・ギュヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )