オリオールズはエース右腕の引き留め失敗なら菅野智之が「魅力的な選択肢となる」米誌報道
オリオールズは16日(日本時間17日)、巨人から海外FA権を行使した菅野智之投手(35)と契約したと発表した。発表を受け、米誌「ニューズウィーク」(電子版)が右腕を特集した。 【写真】ハワイ優勝旅行でゴルフを満喫する菅野智之 ニューズウィークは先発ローテーションの強化を目指すオリオールズは、日本のフリーエージェント投手を獲得したと報じ、1年1300万ドル(約20億円)で菅野と契約したと伝えた。 また、菅野が今季、巨人で156回2/3を投げ、防御率1・67、与四球16、奪三振111の成績を残したことを紹介し「2024年の日本プロ野球で最も優秀な投手の一人だった」と記した。 さらに、2017年の第4回WBCでは日本代表として千賀滉大(現メッツ)と並び、大会最多16奪三振を記録したことも紹介した。 オリオールズは今季、チーム最多15勝(9敗)を挙げたエースのコービン・バーンズがFAとなった。球団は再契約を目指しているが、契約は2億ドル(約308億円)を上回るとみられており、他球団へ移籍する可能性も十分にある。 ニューズウィークは「菅野は米国での最初のシーズンに適応するため、仕事量という点ではバーンズの穴を埋めることはできないかもしれない」としながらも「もしバーンズを引き留めることができなければ、オリオールズの投手陣にとって、彼は魅力的な選択肢となる」と先発として期待がかかると記した。