「維新が除名判断したら辞職する」市議会で「性加害ない」と繰り返し主張する岸和田市長 市議会から辞職求める声
性的な関係をめぐって女性と裁判で和解したものの、「自分に責任はない」と繰り返す岸和田市長。市議会から辞職を求める声が上がりました。 大阪府岸和田市の永野耕平市長に対しては、府内に住む女性が繰り返し性行為を強要されたとして損害賠償を求める裁判を起こし、大阪地裁では11月、永野市長が優越的な立場にあり、「性的関係を持つことは自制すべきとの非難は免れない」などとして、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立しました。 この問題に対し明言を避け続ける永野市長に、市議会は、協議会を開いて説明を求めましたが、市長は次の通り話しました。 【議会でのやり取り】 (岸和田市・永野耕平市長) 「内容は言えない。ただ(賠償)責任があるとされていませんから、それは当然性加害についてもないということです」 (桑原佳一市議) 「永野市長!あなたはけじめを付けるべきです。早急に市長を辞職することを強く要求して終わります」 永野市長は、所属する大阪維新の会で立ち上がる綱紀委員会での聞き取り調査で事情を聞かれる予定ですが、維新が仮に除名処分をした際について記者から問われると… (岸和田市・永野市長) 「除名だったら辞職するべきだと書かれていると思う。辞職するところまで維新は強制できないが、僕は維新の会が除名という判断をしたら辞職をする」 永野市長は続投する意向を示しています。