CL初出場のスタッド・ブレスト、3勝1分と4位で前半戦折り返し! 敵地でスパルタ・プラハ撃破
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節が6日に行われ、スタッド・ブレスト(フランス)は敵地でスパルタ・プラハ(チェコ)と対戦した。 クラブ史上初めて欧州最高峰の戦いに臨むスタッド・ブレストの旅路は、ここまで絶好のスタートと言っていい。第1節でシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)を2-1、第2節でザルツブルク(オーストリア)を4-0で破り、見事2連勝を飾ると、前節はレヴァークーゼン(ドイツ)相手に1-1のドロー。ここまで2勝1分と無敗をキープするなか、今節は1勝1分1敗という成績を残すスパルタ・プラハの本拠地に乗り込んだ。 試合の均衡が破れたのは37分のこと。スタッド・ブレストは左コーナーキックを獲得し、カモリー・ドゥンビアが鋭いボールを蹴り込むと、中央で跳ね返されたこぼれ球にエジミウソン・フェルナンデスが反応。右足でダイレクトボレーを叩き込み、スタッド・ブレストが1点をリードして前半を終えた。 後半に入ると、スタッド・ブレストは攻撃のギアを挙げ、ピエール・レース・メル、マディ・カマラ、ドゥンビアらが次々にゴールへ迫る。なかなか追加点は生まれなかったものの、80分には敵陣で相手GKピーター・ヴィンダール・イェンセンのパスをカットしたルドヴィク・アジョルクが中央へ折り返すと、これがオウンゴールを呼び込み、勝利を決定付けた。 後半アディショナルタイムにはザルツブルクが右サイドを破り、最後はヴィクター・オラトゥンジがゴール。スタッド・ブレストとしては土壇場で1点を返されたものの、試合はこのまま2-1でタイムアップを迎えた。 この結果、スタッド・ブレストは無敗でリーグフェーズ前半戦を終えることとなった。現時点ではリヴァプール(イングランド)、スポルティング(ポルト)、モナコ(フランス)に次ぐ4位で、ラウンド16のストレートインも射程圏内に入っている。 次節は26日に行われ、スタッド・ブレストは敵地でバルセロナ(スペイン)と、スパルタ・プラハはホームでアトレティコ・マドリード(スペイン)と、それぞれ対戦する。 【スコア】 スパルタ・プラハ 1-2 スタッド・ブレスト 【得点者】 0-1 37分 エジミウソン・フェルナンデス(スタッド・ブレスト) 0-2 80分 カーン・カイリネン(OG/スタッド・ブレスト) 1-2 90+2分 ヴィクター・オラトゥンジ(スパルタ・プラハ)
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