61歳、心地よく暮らすための「収納の工夫」。間に合わせのものは買わないことも大切
ところどころに収納場所を確保して散らかさない
私はもともともち物が少ないし、年々、買わなくなってきていますが、夫と娘は物もちがよくて捨てられないタイプ。 とくに夫は買い物が好きなうえ、思い出を残しておきたいからと、旅先で買ったTシャツや手ぬぐい、映画のパンフレットなどをたくさんもっています。さらに心配性だから消しゴムや歯ブラシのストックも大量にあって、「こんなにいるかな」と思うほど。 家をすっきりさせるには、買わない、もたないがいちばんですが、家族で暮らしているとそうもいきません。「リビングダイニングには私物を出しっぱなしにしない」というルールを決めているのと、自分なりの収納の工夫で、なんとか整った状態を保っています。 DIYでつくった棚を置いてから、「本や書類はここに置く」と決まり、散らかりにくくなりました。増えていくもの、テーブルの上などに置きがちなものも、収納場所を決めれば片づくことを実感。 そこで、私のもので唯一、仕事柄、どうしても増えてしまう服や小物の収納を見直すことに。リビングの押し入れに入れていたスーツケースを出し、あいたスペースに段ボール箱を設置。頻繁に着る服だけをクローゼットに残し、あとはここに入れています。 スーツケースはシルバーとシックな黒で、わが家の空間になじむので、ソファの横に置いて収納に活用することに。中には使用頻度が低い革バッグやカゴ、帽子などを入れています。
発想を変えてみると、意外と新たにいい収納場所が見つかる
キッチンの収納棚は、初めは食器棚にする予定でしたが、ちょうど3つに分かれていたので、娘のアイデアでそれぞれのロッカーとして使うことに。ダイニングテーブルのすぐ脇なので、かなり便利です。 私のロッカーには、カメラやレンズ、スチームアイロン、アウトドアの道具などを収納。ステンレスでマグネットがつくので、扉の内側も収納場所に。 発想を変えてみると、意外と新たにいい収納場所が見つかるもの。ぜひ家の中を探してみてください。
ESSEonline編集部