五輪3連覇を目指す39歳・キプチョゲが一般ランナーにもエール 日本人は「走ることのスピリットを感じる」 3日号砲の東京マラソンへ意気込み
東京マラソン2024が3日に号砲。大会を前に記者会見に臨んだケニアのエリウド・キプチョゲ選手は「素晴らしいレースになると確信しています」と自信をのぞかせました。 キプチョゲ選手は、前世界記録保持者で2時間1分9秒の世界歴代2位の記録を持っています。またリオ、東京五輪と連覇を達成。約半年後のパリ五輪で3連覇をにらむ39歳は、「パリ五輪に向けてタイムは非常に重要」と話しました。 東京マラソンでは、2022年に2時間2分40秒の大会記録で優勝。キプチョゲ選手は「調整は上手くいっています。コンディションもいいです。トレーニングも順調です。次のレースも上手くいくと思うし、素晴らしいレースになると確信しています」と自信をのぞかせました。 また東京マラソンは、約3万8千人が走る世界でも屈指のマラソン大会。その魅力については、「東京は他の大会と違う。日本人は走ることが好きですよね。走ることのスピリットを感じる」と話し、「(自身は)とにかくいいレースをしてみんなにインスピレーションを与えたい。ファンの人たちのためにいい走りをして、日本の方にはライフスタイルとして走りきってほしい」と一般ランナーにもエールを送りました。