名車「スバル360」の血統を継ぐスバル「レックス」はクラストップの37ps! ライバルよりチョイ高の48万円【今日は何の日?6月29日】
●ロッキー/ライズのOEMモデルとして、レックスが30年ぶりに復活
軽のレックスに馴染みのある人には驚きだったかもしれない。なんと2022年11月に「ロッキー(ダイハツ)/ライズ(トヨタ)」のOEMモデルとして新型スバルレックスが30年ぶりに、軽ではなくクロスオーバーSUVに変貌して復活したのだ。 スバルは、2022年発売の新型「クロステック」のラインナップに1.6Lモデルがなかったため、コンパクトモデルとしてその穴を埋めるためにOEM供給でレックスが設定されたようだ。ただし、新型レックスは1.2L直4 DOHCエンジンのみで、ロッキー/ライズで設定されている1.0Lターボや「e-SMART」ハイブリッドはなく、駆動方式もFFのみである。 軽自動車の初代レックスとは全く異るが、スバルにとって最小のSUVとしてラインナップ充実の意義はありそうだ。 ・・・・・・・・ 軽の高性能競争、1970年代のオイルショックや厳しい排ガス規制対応、さらに1980年代に流行ったボンネットバンブームに他社は様々な新型車で乗り切った。対するレックスは、これらの20年間に及ぶ難題を1つのモデルで乗り切った珍しい軽自動車である。が、ある意味、スバルらしい軽自動車と言えるかもしれない。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
竹村 純
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